元AKB48。最近「Lumi→A(ルミア)」として現役のアイドル活動を再開した佐々木優佳里の5枚目となるIV。
動きは少なく、過度な露出はない。佐々木優佳里に興味のない初見の人からすると、少し物足りなく感じる部分はあるかもしれない。
しかし、今までのIV作品を見た人は、「見せる」意識が強くなっていることを実感し、十分満足できる出来となっている。
今作は、ほぼ全編がランジェリーショット。パーツへのズームも多く、特にヒップのショットがよく見られる。鍛えられた美しさではなく、自然体な美しさが彼女の魅力の一つだ。今までは、特にバックショットでは、不安もあってか消極的な印象があったが、今回はそのまま、自然に「見せる」ことが出来ている。
そして、従来と比べて、特に変化が感じられるのは表情だ。短期スパンでIV作品を出してきた慣れもあるだろうが、表情から硬さが取れて、単に「見られる」というよりは自分を「見せる」意識への変化が見て取れる。
時に柔らかく微笑み、時に物憂げな表情を浮かべ、視線を動かす。その表現は、顔立ちの美しさも相俟って、見る者の心を少なからず揺さぶる力を持つ。
グラビアにおいては、自分の強みを生かした身体的表現を「見せる」ことで視聴者を「魅せる」ことが求められる。
佐々木優佳里はまだ「魅せる」段階には至っていない。今は「見せる」ことを意識し始めたと言ったところであろう。
アイドル活動を再開したゆかるんにとって、今後自分を受動的ではなく能動的に「見せる」機会は増えていく。その過程で得た経験は、グラビアにもきっと生きてくる。
本作は佐々木優佳里が新たな成長段階に入ったことを示唆するものであり、その過程を楽しめるという点でも価値のある一品といえる。